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産業医学と生理学


産業医学における諸問題の解決や予防と生理学の関連・役割について考えます。
過去に開催されたセミナーのプログラムは下記をご覧ください。



第10回 産業生理セミナーのご報告
「ストレスの生理学的基盤と産業医学」

日時:2008年6月21日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

 6月21日(土)午後1時より“ストレスの生理学的基盤と産業医学”をテーマにラマツィーニホール第1会議室において第10回産業生理セミナーが開催されました。参加者の方々は卒業生産業医、教員、大学院生、医学部学生、産業保健学部学生など50名ほどで活発な議論が交わされました。

 特別講演では、仙波恵美子先生(和歌山県立医科大学医学部解剖学第二・教授)が「ストレスに耐える脳、耐えられない脳 −その違いはどこから? −」と題して、現代社会で大きな問題となっているストレスについて、1)脳とストレス応答、2)ストレスに強い人、弱い人とは?3)社会的ストレスを動物で再現できるか?をご講演されました。教育講演1では尾仲達史先生(自治医科大学医学部生理学講座神経脳生理学部門・教授)が「ストレスと摂食」の関連を動物実験のデータをもとに、教育講演2では岡本泰昌先生(広島大学大学院医歯薬学総合研究科精神神経医科学・講師)が「ストレス認知に関わる神経生理学的基盤」についてヒトのfMRIのデータをもとに話されました。

 トピックスとしては、森晃爾先生(産業医実務研修センター所長・副学長)から本学産業医実務研修センターが主催されている『メンタルヘルスエキスパート産業医』養成コースの解説と現状について、昇淳一郎先生(パナソニック四国エレクトロニクス株式会社松山地区健康管理室)ならびに米良貴嗣先生((財)西日本産業衛生会)からは産業医の立場から企業の現場におけるメンタルヘルスについての諸問題や対応策などを発表されました。

 これまで本セミナーは、生理学と産業医学の接点を求めて討論する場として開催してきました。今回は第10回の節目として当研究室のメインテーマでもある”ストレス”に関連したホットな話題を提供していただきました。これまでのご支援に感謝申し上げると共に、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
                                (医学部第1生理学)

特別講演:仙波恵美子先生
(和歌山県立医科大学医学部解剖学第二・教授)

会場の様子


【プログラム】
 
13:00〜13:05(5分) はじめに
上田 陽一(産業医科大学第1生理学)

 
13:05〜14:05(60分)特別講演
仙波 恵美子 教授(和歌山県立医科大学医学部解剖学第二)
「ストレスに耐える脳、耐えられない脳−その違いはどこから?−」

14:05〜14:35(30分)教育講演1
尾仲 達史 教授(自治医科大学医学部生理学講座神経脳生理学部門)
「ストレスと摂食」

14:35〜14:50(15分)〜 コーヒーブレイク 〜

14:50〜15:20(30分)トピックス
森 晃爾 先生(産業医実務研修センター所長・副学長)
「産業医科大学『メンタルヘルスエキスパート産業医』養成コース」

15:20〜15:50(30分)
昇 淳一郎 先生(パナソニック四国エレクトロニクス株式会社松山地区健康管理室)
「企業におけるメンタルヘルス取り組み」

15:50〜16:05(15分)〜 コーヒーブレイク 〜


16:05〜16:35(30分)教育講演2
岡本 泰昌 先生(広島大学大学院医歯薬学総合研究科精神神経医科学)
「ストレス認知に関わる神経生理学的基盤」


16:35〜17:05(30分)トピックス
米良 貴嗣 先生((財)西日本産業衛生会)
「中小事業所における職場のメンタルヘルスの現状」

17:05〜17:10(5分)おわりに


ここからプログラムがダウンロードできます。
(PDFファイル)


第9回 産業生理セミナーのご報告
「感覚の生理学と産業医学」

日時:2007年8月25日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

「感覚の生理学と産業医学」をテーマに8月25日(土)午後1時よりラマツィーニホール第1会議室において第9回産業生理セミナーが開催されました。参加者の方々は卒業生産業医、教員、大学院生、学生など40名ほどで活発な議論が交わされました。

 特別講演では、吉村恵先生(九州大学医学研究院統合生理学分野、教授)が「痛覚抑制系とその異常による慢性疼痛」と題して、カルシトニンによる鎮痛作用におけるセロトニン系の役割を電気生理学的な解析例をもとにお話されました。

 教育講演では古賀和徳先生(産業医科大学病院手術部、副部長)が「産業医学に関連した痛みとその治療ーCRPSを中心にー」と題して、主にCRPS(複合性局所疼痛症候群)の症状、病因、治療について詳細に解説されました。一般講演では、中村英一郎先生(本学整形外科学助教)から職域における腰痛と生活習慣要因との関連調査に基づく介入研究、坂本史彦先生(松下産業衛生科学センター)ならびに藤尾智紀先生(松下産業衛生科学センター)からは産業医の立場から企業の現場における痛み・かゆみについての諸問題や対応策などについて発表されました。

最後に、生理学的な基礎研究について横山徹先生(本学第1生理学助教)が温度センサーとして最近注目されているTRPチャネルと浸透圧感受性の関連について発表されました。

 これまで本セミナーは、生理学と産業医学の接点を求めて討論する場として開催してきました。次回は第10回の節目として「ストレスと産業医学」をテーマにする予定です。皆様のご来場をお待ちしております。今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。



【プログラム】

 

  13:00〜13:05(5分) はじめに
  上田 陽一(産業医科大学 第1生理学)

  13:05〜14:05(60分)特別講演
  吉村 恵 先生(九州大学医学研究院 統合生理学分野 教授)
  「痛覚抑制系とその異常による慢性疼痛」

  14:05〜14:35(30分)教育講演
  古賀 和徳 先生(産業医科大学病院 手術部 副部長)
  「産業医学に関連した痛みとその治療」

  14:35〜14:50(15分) 〜コーヒーブレイク〜

  一般講演
  14:50〜15:10(20分)
  中村 英一郎 先生(産業医科大学 整形外科学 助教)
  「運動器生活習慣病としての腰痛症−疫学とその対策−」

  15:10〜15:30(20分)
  坂本 史彦 先生(松下産業衛生科学センター)
  「企業における上肢障害の実際」

  15:30〜15:50(20分)
  藤尾 智紀 先生(松下産業衛生科学センター)
  「企業におけるかゆみの問題」

  15:50〜16:10(20分)
  横山 徹 先生(産業医科大学 第1生理学 助教)
  「TRPと浸透圧感受性」

  16:10〜16:15(5分) おわりに



第8回 産業生理セミナーのご報告
「循環調節と職場の高血圧」

日時:2006年8月26日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

「循環調節と職場の高血圧」をテーマに8月26日(土)午後1時よりラマツイーニホール第1会議室において第8回産業生理セミナーが開催されました。

 参加者の方々は、卒業生産業医、教員、大学院生、学生など50名弱の人数でした。本セミナーは、血圧調節の生理学と職場の高血圧管理について考えるよい機会となったことと思います。

 特別講演では、杉町勝先生(国立循環器病センター循環動態機能部 部長)が「循環系の構成要素とその特性〜特性の人工調節による自動治療〜」と題して、循環器系の特性についての明快な解説後に自ら開発された急性心不全の自動治療システムについてご紹介されました。

 教育講演では、前田正信先生(和歌山県立医科大学第2生理学、教授)が「ストレスと職場の高血圧」と題して、中枢性循環調節の生理学から産業医学への応用についてまで分かりやすく解説されました。産業医の立場からは、金一成先生(トヨタ記念病院メデイカルサポート部元町工場)、岩根幹能先生(住友金属工業(株)和歌山製鉄所和歌山健康センター)、坂田晃一先生(住友金属工業(株)鹿島製鉄所)からそれぞれの職場での血圧管理についてのご経験をお話し頂きました。

 また、生理学的な基礎研究について國武孝人先生(宮崎大学医学部統合生理学)が血圧調節に関連するニューロン活動記録について、橋本弘史先生(本学大学院生)が新規循環関連ペプチドのアドレノメデユリン2について発表されました。
 
 これまで本セミナーは、生理学と産業医学の接点を求めて討論する場として開催してきました。次回は感覚の生理学と産業医学モをテーマにする予定です。皆様のご来場をお待ちしております。今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

【プログラム】
 

  13:00〜13:05(5分)はじめに
  上田 陽一(産業医科大学 第1生理学)


  13:05〜14:05(60分)特別講演
  杉町 勝 先生(国立循環器病センター 循環動態機能部 部長)
  「循環系の構成要素とその特性〜特性の人工調節による自動治療」


  14:05〜14:35(30分)教育講演
  前田 正信 先生(和歌山県立医科大学 第2生理学 教授)
  「ストレスと職場の高血圧」


  14:35〜14:50(15分) 〜コーヒーブレイク〜


  一般講演
  14:50〜15:10(20分)
  金 一成 先生(トヨタ記念病院メディカルサポート部元町工場)
  「誰が一番リスクが高いのか?」


  15:10〜15:30(20分)
  岩根 幹能 先生(住友金属工業(株)和歌山製鉄所和歌山健康センター)
  「労働者の血圧管理状況について」


  15:30〜15:50(20分)
  坂田 晃一 先生(住友金属工業(株)鹿島製鉄所)
  「交代制勤務と高血圧」


  15:50〜16:10(20分)
  國武 孝人 先生(宮崎大学医学部 統合生理学)
  「自由行動ラットにおける視床下部室傍核シングルユニット活動と循環調節」


  16:00〜16:30(20分)
  橋本 弘史 先生(産業医科大学医学部 第1生理学)
  「アドレノメデュリン2の循環系への作用」

  16:30〜16:35(5分) おわりに




第7回 産業生理セミナーのご報告
「性ホルモンの生理学と産業医学におけるジェンダー」

日時:2005年8月27日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

”性ホルモンの生理学と産業医学におけるジェンダー”をテーマに8月27日(土)午後1時よりラマツイーニホール第1会議室において第7回産業生理セミナーが開催されました。卒業生産業医、大学院生、学生さらには学研都市からも参加者があり60名弱の参加者数となり、予定時間を大幅に超過しながら活発な議論がなされました。
 
 特別講演には、河田光博先生(京都府立医科大学大学院・生体構造学、教授)が「脳と性ホルモン:分子イメージングと性差」と題して、エストロジェンの脳への作用機序についての最新データを紹介されました。産業医学の立場からは、笠原悦夫先生(JR東日本健康推進センター・医学適性科)から増加しつつある女性乗務員についての概況を含めた産業保健のあり方についてご講演がありました。

 一般講演では、産業医の立場から女性労働者を巡る諸問題についての発表、基礎医学的な立場からは子育て行動、性特異的行動の分子基盤についての最近の成果についての発表がありました。

 これまで本セミナーは、生理学と産業医学の接点を求めて討論する場として開催してきました。次回は”循環調節と職場高血圧”をテーマにする予定です。皆様のご来場をお待ちしております。
今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
(上田 陽一)

【プログラム】
 

 はじめに
 上田 陽一(産業医科大学 第1生理学)

 特別講演
 河田 光博 教授(京都府立医科大学大学院医学研究科 生体構造科学)
 「脳と性ホルモン:分子イメージングと性差」

 教育講演
 笠原 悦夫 先生(JR東日本健康推進センター 医学適性科)
 「職場における医学適性検査の意義 −特に女性の身体状態と安全管理について−」

 〜コーヒーブレイク〜

 一般講演
 長井 聡里 先生(産業医科大学産業医実務研修センター 講師)
 「産業医学における女性労働の現状と課題」

 平 貢秀 先生(MYAKIN川崎 健康管理室長)
 「労働環境と女性、性差」

 山本 幸代 先生(済生会八幡病院 小児科医長)
 「プレーリーハタネズミの仔育て行動:性特異的な調節機構について」

 野村 昌良 先生(産業医科大学医学部泌尿器科学 助手)
 「エストロゲン受容体と性特異的行動」

 曽我 朋子 先生(国立精神・神経センター 神経研究部)
 「セロトニントランスポーター遺伝子発現へのエストロゲンの影響」

 おわりに



特別講演 河田光博 教授



活発な議論が行われました


懇親会の様子です



第6回 産業生理セミナーのご報告
「産業医学と再生医学」

日時:2004年7月24日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

 7月24日(土)午後1時よりラマツィーニホール第1会議室にて第6回産業生理セミナーを開催いたしました。卒業生産業医の方々、学内外の研究者や学生など約70名の参加があり、熱心な討論が夕方まで行われました。

 特別講演は、高木都先生(奈良県立医科大学第2生理学・教授)による「マウス胚性幹(ES)細胞から分化誘導した「消化管」の生理学」でした。高木先生はES細胞から機能的な消化管を作り出すことに成功し、大変な注目を浴びています。
 
 最近、再生医学に関するニュースをよく耳にします。21世紀の夢と希望に満ちた医療技術のように語られますが、高木先生のご講演では、再生医学の”光と影”についても言及されました。その他、再生医学の分野からは、脊髄、心筋、神経幹細胞についてのご講演がありました。産業医学分野からは、職場復帰をメインのテーマとしつつも、産業現場から再生医療への期待が熱く語られました。再生医学が産業医学分野へ応用されるまでの道のりは遠いかも知れませんが、その期待が膨らむ刺激的なセミナーとなりました。

 第1生理学講座では産業現場での産業医・産業保健活動と生理学の接点を討論する場として当セミナーを過去5回開催してきました。これまでのテーマは第1回”睡眠の生理と夜勤”、第2回”乗り物の生理学と産業医学”、第3回”体温調節と職場環境”、第4回”においと快適職場”、第5回”食と職”でした。次回は、”ジェンダーと産業医学”を予定しております。
皆様のご来場をお待ちしております。

                                  (上田 陽一)

【プログラム】
 

13:00〜13:05 ご挨拶
上田 陽一(産業医科大学医学部第一生理学)

13:05〜13:55 特別講演
高木 都 教授(奈良県立医科大学 第二生理学)

「マウス胚性幹細胞から分化誘導した「消化管」の生理学」

13:55〜14:25 教育講演
佐伯 覚 先生(産業医科大学医学部リハビリテーション医学)

「障害者雇用と職場適応」

14:25〜14:40 〜コーヒーブレイク〜

14:40〜17:15 一般講演

14:40〜15:00
大石 陽介 先生(医療法人社団おると会浜脇整形外科病院副院長)

「脊髄損傷後の中枢神経再生の可能性と限界」

15:00〜15:20
内納 智子 先生(大分大学医学部 循環病態制御学)

「多分化能細胞を用いた心臓bioペースメーカの作成」

15:20〜15:40
守屋 孝洋 先生(長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科神経機能学)

「時計遺伝子による神経幹細胞・自己複製能の周期的調節」

15:40〜15:50 〜コーヒーブレイク〜

15:50〜16:10
堀江 正知 先生(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健管理学)

「労働者の職場復帰を支援するための医療職の役割」

16:10〜16:30
廣 尚典 先生(アデコ(株)健康支援センターセンター長)

「メンタルヘルスと職場復帰」

16:30〜16:50
三廻部 肇 先生(日産自動車健康保険組合追浜地区診療所産業医)

「産業医からみた再生医療への期待」

16:50〜17:10
赤羽 和久 先生(JR東海総合病院保健管理部)

「職場復帰後の適正配置に苦慮した事例」

17:10〜17:15 おわりに




第5回 産業生理・微生物学合同セミナーのご報告

「食と職」

日時:2003年7月26日(土)10:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

【プログラム】
 

 10:00〜10:05 午前の部 ご挨拶
 谷口初美(産業医科大学微生物学)

 特別講演 I
 10:05〜11:00
 小田 隆弘 教授(中村学園大学短期大学部 食物栄養科)
 「食中毒予防とHACCP」

 教育講演 I
 11:00〜11:30
 山崎 琢士 先生(産業医科大学 第3内科)

 「産業現場においてHelicobacter pylori除菌治療がもたらす経費節減効果」

 〜コーヒーブレイク〜

 一般講演
 11:40~12:00
 田中 雅人 先生(トヨタ自動車九州株式会社総務部安全衛生室)
 「企業における食堂の衛生管理」

 12:00~13:00 休憩

 13:00〜13:05 午後の部ご挨拶
 上田 陽一(産業医科大学第1生理学)

 特別講演 II
 13:05〜14:00
 坂田 利家 教授(中村学園大学大学院 栄養科学研究科
 「生活習慣病防止における咀嚼の効用」

 教育講演 II
 14:00〜14:30
 森田 恵美子 先生(産業医臨床研修等指導教員)
 「“食”に関連する疾患と“職”」


 〜コーヒーブレイク〜

 一般講演
 14:40〜15:00
 近藤 高志 先生(味の素(株)ライフサイエンス研究所)
「メラトニンによる虚血性脳障害の抑制」

 15:00〜15:20
 神奈川 芳行 先生(JR東日本水戸鉄道健診センター)
 「食品の表示について」      

 15:20〜15:40
 赤羽 和久 先生(JR東海総合病院保健管理部)
 「我が社における糖尿病管理」


 15:40〜16:00
 亀田 高志 先生 (日本アイ・ビー・エム(株)安全衛生産業保健部)
 「外資系企業における産業保健活動と食堂の衛生管理 」

 16:00〜16:05 おわりに  


これまでの産業生理セミナーは半日での開催でしたが、今回は微生物学講座と合同開催だったこともあり、多数のご講演をお願いすることができ、多数の参加者がありました。活発な意見交換がかわされ、たいへん活気のある産業生理セミナーとなりました。
末筆になりますがご講演いただいた先生方、参加者の皆さま、および微生物教室の皆さまにお礼申し上げます



第4回 産業生理セミナーのご報告

日時:2003年 2月 1日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

2003年2月1日(土)13時より、産業医科大学ラマツィーニホール第1会議室におきまして、第4回産業生理セミナーを開催いたしました。今回は「においと快適職場」のテーマのもと、下記の1名の先生に特別講演を、1名の先生に教育講演を、5名の先生に講演をしていただきました。第1回、第2回、第3回を上回る人数の聴衆の皆様から活発な発言やディスカッションがありました。
【プログラム】
 

  特別講演
  13:05〜14:05
  椛 秀人 教授(高知医科大学 第1生理学)
  「匂いの神経科学」

  教育講演
  14:05〜14:25
  小野村 健太郎 先生(おのむら医院院長)
  「職場における禁煙のためのアロマセラピー」

  一般講演
  14:25〜14:45
  土屋 徹 先生((株)資生堂ライフサイエンス研究センター)
  「香りの皮膚機能への影響と快適性」

  14:45〜15:05
  内田 典子 先生(九州工業大学大学院 生命体工学研究科脳情報専攻)
  「植物の香りの生理作用」

  〜コーヒーブレイク〜

  15:20〜15:40
  武原 英樹 先生(黒崎三菱化学病院)
  「化学会社における化学物質管理」

  15:40〜16:00
  藤尾 智紀 先生(松下産業衛生科学センター)
  「産業保健におけるにおいの果たす役割」

  16:00〜16:20
  鈴木 英孝 先生(エクソンモービル(有))
  「化学物質のリスクアセスメント」


多数の皆様のご参加ありがとうございました。



第3回 産業生理セミナーのご報告
「体温調節と職場環境」

日時:2002年 8月 3日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室

【プログラム】
 
  特別講演
  13:05〜13:55
  彼末 一之 教授(大阪大学医学部 保健学科)
  「体温調節の脳機構」

  
  教育講演

  13:55〜14:15
  緒方 政則 先生(産業医科大学医学部 麻酔科)
  「熱中症の病態と初期治療」


  〜コーヒーブレイク〜

  一般講演
  14:30〜14:50
  藤原 広明 先生(徳島大学医学部 統合生理学)
  「時計遺伝子変異マウスの体温リズム」

  14:50〜15:10
  山崎 文夫 先生(産業医科大学 産業保健学部)
  「運動時の皮膚血流調節〜有毛部皮膚と無毛部皮膚の比較〜」

  〜コーヒーブレイク〜

  15:20〜15:40
  堀江 正知 先生(産業医科大学産業生態科学研究所 産業保健管理学)
  「暑熱環境下の身体活動における休憩中の至適冷房温度」

  15:40〜16:00
  中西 昌嗣 先生(新日本製鐵(株)八幡製鉄所安全環境グループ)
  「製鉄所における熱中症対策」

  16:00〜16:20
  坂田 晃一 先生(住友金属工業(株)鹿島製鉄所)
  「現在の製鉄所の暑熱職場で行われていること」




第2回 産業生理セミナーのご報告

「乗り物の生理学と産業医学」

日時:2002年2月21日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室


【プログラム】
 

  特別講演
  13:05〜13:45
  森田 啓之 教授(岐阜大学医学部 生理学第一)
  「重力変化に対する自律神経系、循環系応答」


  13:45〜14:25
  塩見 格一 主任研究官(独立行政法人電子航法研究所)
  「カオス論的疲労計測システムについて」


  〜コーヒーブレイク〜


  一般講演

  14:40〜15:00
  濱田 広一郎 研究員(大塚製薬(株)佐賀栄養製品研究所)
  「旅行者血栓症と水分補給」

  15:00〜15:20
  指原 俊介 先生(JR東海総合病院 保健管理部)
  「鉄道会社における健康管理:生理学の視点から」

  15:20〜15:40
  岡林 賢 先生(JR東日本 新潟鉄道健診センター)
  「某鉄道会社における睡眠時呼吸障害の調査成績について」

  15:40〜16:00
  上原 新一郎 先生(JR西日本大阪鉄道病院 保健管理部)
  「運転事故と健康管理」

  16:00〜16:20
  日野 義之 先生((財)西日本産業衛生会 北九州産業衛生診療所)
  「業種・職種別の検診結果について」




第1回 産業生理セミナーのご報告
「睡眠の生理と夜勤」

日時:2001年7月21日(土)13:00〜
会場:ラマツィーニホール第1会議室



産業医科大学ラマツィーニホール第1会議室において開催されました。
3連休の中日にもかかわらず、学長をはじめ40名弱の方々が参加されました。
第1回は「睡眠の生理と夜勤」のテーマのもと、以下の先生方よりご講演頂き、
活発な質疑応答が行われました。


特別講演
本間研一教授(北海道大学大学院医学研究科統合生理学)
「生体リズムの生理学」
〜体内時計と光刺激について〜
実験データに基づいた非常にわかりやすいご講演でした。

一般講演
勢井 宏義先生(徳島大学医学部第二生理学)
「断眠実験−レム睡眠の役割とは−」

遠藤 豊先生(産業医科大学第二生理学)
「慢性ストレス曝露ラットの日内リズムについて」

金 一成先生(トヨタ自動車(株) 高岡工場診療所)
「交替制勤務者におけるABPM測定結果の報告」

川名 一夫先生(萬有製薬(株) 健康管理センター)
「夜間勤務に関する産業医の視点」

坂本 史彦先生(松下産業衛生科学センター)
「某電器グループにおける交替制の種類」

参加された方々よりさまざまなご意見・ご感想を頂きありがとうございました。
今後もよりよいセミナーになります様、多くの皆様のご参加をお待ちしております。




[文責:第1生理学教室 最終更新日:2013年11月1日]

第1生理学教室

〒807-8555
北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
TEL:093-691-7420(直通)
FAX:093-692-1711


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